ニキビはひどくなる前に治療を!

ニキビにはいくつかの種類があります。
もっとも軽い症状なのが白ニキビや黒ニキビであり、白ニキビの原因は毛穴に角栓が詰まってしまい、内部に皮脂が溜まってしまうことです。
白いぷつっとした出来物を目視でも確認できますが、この段階では炎症も痛みもありませんのでそれほど気になりません。
塞がっていた角栓が取り除かれて自然に改善されるケースもありますが、頻発するならケアが必要です。

同じように軽い症状の黒ニキビは、毛穴内部に溜まった皮脂が表皮から出ていて空気中の酸素に触れることで酸化するのが原因です。
やはり初期の段階ですので特に何もしなくても改善できることが多いのですが、何度も起こっている時にはホルモンバランスの乱れが疑われますので、ホルモン治療を受けた方が良いケースもあります。
初期だとはいっても、これ以上悪化すると炎症を起こす恐れもありますので、気をつけて変化を見ておかなければなりません。

少し重い症状になると赤ニキビになります。
赤いのは炎症を起こしているからであり、気になるからといって爪で潰したりすると跡に残る可能性があります。
速やかに炎症を抑えることで跡に残るリスクを軽減できますので、この段階になったら医療機関を受診して薬を処方してもらった方が安心です。
処方されるのは抗生物質やステロイドであり、根本治療としてはホルモン療法が効果的です。

更に酷い黄色ニキビになると、炎症が悪化して膿んでいる状態です。
また、紫ニキビは極限まで悪化して毛穴の中に膿と血が溜まって腫れあがっている状態ですので、安全に自分で行えるケアはありません。
治し方としては、病院に行って男性ホルモンの作用を抑えるために薬を処方してもらったり、切開して滞留物を除去することもあります。
ここまで悪化してしまった場合にはニキビ跡になるリスクが非常に高くなっており、ダメージも表皮だけでなく真皮かその近くの深い部分にまで達している可能性があります。

ニキビ跡を目立たなくする方法はある?

万が一ニキビ跡が残ってしまったら、自宅でできる治し方にビタミンを取り入れる方法があります。
効果的なのはビタミンCであり、抗酸化作用やメラニン色素を作るチロシナーゼという酸化酵素の働きを抑える作用がありますので、肌中のメラニンの生成を抑制できます。
それと同時にメラニンを無色化しますので、既にできている色素沈着も改善されます。
肌の新陳代謝を正常化する作用も持ちますので、トラブルを抱える肌細胞をどんどん排出させてニキビ跡を薄くすることが可能です。

皮膚や粘膜を正常に保つ働きのあるビタミンAもニキビ跡を治したい時に有効です。
肌のターンオーバーを促す作用がありますので古い角質が毛穴に詰まってニキビができることが少なくなりますし、メラニン色素も排出させます。
また、角質細胞にある天然保湿因子の生成を促す働きがありますので、適度な水分を保持できるようになって乾燥を防ぎ、新たなトラブルを予防できます。

他にも毛細血管を強くするビタミンEは血行促進のために取り入れたい栄養素です。
肌に良い成分をきちんと届けるために重要であり、積極的に摂取すればターンオーバーの活性化につながります。
抗酸化作用を持ちますので、ビタミンCと一緒に摂ると更に効果的です。

生活習慣の中では不眠症を治すことも肌のために必要です。
不眠症になると寝ている間に分泌される成長ホルモンの働きが十分に得られなくなり、細胞の働きを活性化させることができず古い細胞がいつまでも留まるようになります。
睡眠時間もある程度は取ると良いのですが、より重視したいのは質の面であり、快眠が得られるように自律神経の働きを整えたりストレスを解消したり、寝る前にはリラックスして過ごすことが大切です。